東京での浮気調査のほぼ80%が『社内不倫』です。そしてその半数がお互い既婚者。俗に云うところの『W不倫』
(あくまでも、弊社調べですが他の探偵事務所さんに聞いてもきっとそう答えるでしょう)
昭和の終わり。バブル華やかし、今では夢の様な時代では、不倫と云えば水商売のホステスさんとの、不倫・浮気がお盛んでした。昨今の不倫調査で「ホステスさんと・・」この手の依頼は随分減少傾向にあります。(当時から社内不倫は変わらず有りましたが)
昭和のムード歌謡や、演歌でもホステスさんの悲哀を描いた作品が多かったですよね。社内不倫をテーマにした歌はあまり有りませんでした。
その代わりに社内恋愛のドラマ。『東京では誰もがラブストーリーの主人公になれる』といったキャッチコピーの『東京ラブストーリー』に代表される様に、沢山有りました。それは、現実も変わらず社内での同僚同士の恋愛=結婚。これは実に健全なことで誰に咎められることも有りません。むしろおめでたいお話ですよね。
この様にして、社内では限られた空間で、男女が同じ部署で、同じ空間を同じ目的で毎日朝から顔を合わし長い時間を共有するので、そこで恋心が生まれることは当然のことであると思います。通勤時間や眠っている時間を差し引けば、家族と過ごす時間よりも社内で一緒に居る時間は長いし、それ以外に歓送迎会・忘年会・新年会と、一緒にお酒を飲む機会も少なく有りません。そんな、状態で『社内不倫』が無いということの方が、ムリが有ります。
もっと分かり易くいうならば以前、深夜の時間帯のTV番組で『ラブワゴン』『テラスハウス』というのが放送されていました。何度かご覧になった方ならば分かると思いますが、同じ空間で男女が旅をしたり、一緒に暮らしたりと・・・。
深層心理は非常によく似た状態だと思います。居酒屋やキャバクラ等で客と店員の様な関係性では、店側は接客として愛想の良いおもてなしをするでしょうが、それ以上の感情は直ぐに湧いて来るものでは無く。好意を持ったとしても「あの人感じいいよね」止まりです。長時間それも長いスパンで同じ時間を共に過ごすと、「感じがいい人」と思う。また相手側も同じ様な感情を持つと、社内不倫の序章なのです。
TV番組の場合は皆さん独身で、好きになったり、告白して断られたりと。視聴者の興味を引く様、脚色や演出が入るのは仕方有りませんが、いずれにせよ、それは不倫などでは有りませんので、出演者や制作側、スポンサー。そして、視聴者が楽しめばそれで良いのですが、社内不倫となればそれは惹かれあうプロセスは同じでも、行為は全く別物です。
こうして、お互い背徳感の中でのロマンスに陥ってしまうのでしょうが、それは社内不倫の2人だけが、何年か前のドラマ『昼顔』の様にW不倫をしている2人に、視聴者共々感情移入しています。ただ、それはあくまでも『ドラマの世界』で、全てが作り物。もっと云うと『嘘』の物語なのです。
現実社会は、もっともっとリアルで主人公は『浮気されている側』なのです。
所詮、俯瞰で見ている同僚や家族をそう簡単に騙せるものでは有りません。暫くすると、同僚達の好奇の目にさらされ、家族には探偵を雇われて、2人の末路は想像の100倍ものしっぺ返しが待っています。
本能が理性を越えた時、絶対に良い結果を生む事は有りません。
そんなことに少しでも違和感を覚えた家族の皆様。出来る限りよく観察して、ご相談は出来るだけ早くしないと、時間が経つにつれて取り返しの付かない関係になってしまいます。そうならない様、すぐに行動することをお勧めします。
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