いじめ被害を食い止めることができるのは、実は親の行動です。
言い換えると、不適切な対応や行動をとることで、いじめ被害をより悪化させてしまうということです。
その中で一番やってはいけないことは、「いじめられる方にも問題がある」という態度です。
こうした意見は昔からよく耳にし、根強いものがありますが、これを本来子供を守るべき親が言ってしまうのは、子供にすれば絶望感を感じてしまいます。
親の態度としては、子供の味方になってあげるということが正しく、子供が学校を休みたがるのを許さないなどの行為はできるだけ避けましょう。
休ませた子供の方が立ち直りが早いということだけでなく、子供の予期せぬ行動を防ぐことにも繋がります。
嫌なところにずっと行かせたとしても、子供にストレスがどんどんかかってしまうので、予期せぬ行動に走らせる恐れがあります。
そうなってしまっては取り返しのつかないことになります。
子供を休ませることは甘えさせることではありません。
嫌なことがあったら逃げるということも時には大切です。
そして、そんな子供に適切な対応を取ることで、いじめ被害から立ち直らせることができるようになります。
お子様だけがいじめと戦うのではなく、ご両親も一緒に戦うことが重要です。
Leave a Reply