なぜ東京の探偵の費用はこんなに高いのか

なぜ東京の探偵の費用はこんなに高いのか

 

東京で探偵に何かを依頼する。例えばオーソドックスなもので言えば、夫や妻の浮気調査といいますか不倫の調査が思い浮かぶでしょう。

 

探偵にかかる費用はハッキリ言って高いです。以前にもこれは『探偵費用の相場』かなにかのタイトルでこのブログに書きました。

 

どう高いのかは、それぞれの方の価値観にもよりますが、でも。例え資産家の方であっても、50万円~100万円を払って何かを買うのはそう単純なことでは有りません。

 

では、なぜそんなに高額なのか?ハッキリ言って探偵業務は重労働だからです。

 

サラリーマンの方も大変なお仕事だとは思いますが、探偵は特に東京の探偵は結構な労働力なのです。東京と地方の探偵はどう違うか。

 

少し県外へ出ると、皆さん車で移動されるので探偵も当然、車で追います。そして張り込みも車の中で行いますし、同じ車が長時間停まっていても東京ほど怪しまれない。

 

皆さんは東京は車の多い街。渋滞も半端ないとお考えでしょう。確かに渋滞は田舎の比では有りません。

 

でも、それは東京の人口密度と比例してそれだけ仕事をしている人達が多いということなので、普通の会社勤めの方々はマイカーはあっても、普段乗らない人が大多数です。

 

当然、浮気相手とのデートで車を使う人も少なくは有りませんが、東京の浮気調査は会社帰りに云々・・。がパターン的には多いです。と、いうのも これも何度か書いて居ますが、浮気相手の75%~80%は社内恋愛なので必然的に車を使うことが少なくなるのです。

 

 

で、電車移動の場合に何故探偵が重労働になるのか。 基本的に車両を使わず、ずっと立ったままでの張り込みを要することが多いです。

 

 

近頃の異常気象の影響で真夏の酷暑の中。真冬の凍てつく風に耐えながら、そして張り込み中 全神経を集中させて取り逃がさない様に細心の注意を払いながら、ビデオを回す。

 

 

流石に宿泊になると想像した場合、後はいつ出て来るやも知れない不倫カップルを朝まで待つには、車の応援を頼んだり。また、レンタカーを借りたりは有ります。

 

しかし、絶対に裁判で負けない結果を出すには、浮気調査の場合にはホテルであろうが不倫カップルのいずれかの家であろうが、入るところと出るところは絶対に撮らなくてては、そこまでの苦労が全て水泡に帰すので、その精神力は半端なものでは有りません。

 

 

また、東京のラブホテル街は結構 密集しているところが多く、例えば東京の湯島、鶯谷、渋谷、道玄坂。等は右も左も軒並みラブホテルが立ち並び、車を停めるスペースもないほどの細道に密集している為、当然 朝まで『立ち張り』をし、ラブホテルから出て来る瞬間を待ちます。

 

 

浮気調査の依頼の目的は各人各様ありますが、ほとんどが復縁目的の方が多く。各々の夫・妻の不倫相手に対して慰謝料請求をして、この盲目的な気の迷いから目を覚まさせることが主目的。

 

 

不貞行為の慰謝料は、婚姻年月や子供の有無になどで多少は変わって来ますが、平均的には、120~150万円が妥当な金額であると、弊所の経験則ではありますが相場観です。

 

 

弁護士さんによっては、もっと安く見積もるところも有りますし、ネットで氾濫している情報もさまざまですが、現実に月間3案件程度は、弁護士さんのところへ依頼者さんと一緒に同行しているのでホントの相場観は間違っていないと思って居ります。

 

 

中には、20万円~80万円が相場であると言われる弁護士さんもいらっしゃいますが、それはあくまでも机上の空論で弁護士さん自身が勝手に相場を固定観念で決めてしまっている場合もありますので、別にそんな方を無能呼ばわりする気は毛頭有りませんが、弊所から云わせれば「チョットちがうんじゃね」って感じです。

 

 

あと、気を付けなければならないことは不倫の慰謝料、法律用語でいうならば「不貞行為」の慰謝料を依頼者さんに「300~400万円くらい取れますよ」

 

なんて言って、着手金を沢山貰おうとする弁護士さんや、探偵事務所でも同じ様なことを言って「慰謝料が入ればお釣りが来る」などと言って、調査の契約をさせてしまうと言ったことも、同業他社へ先に行った依頼者さんからよく聞くお話です。

 

 

とにかく、相手がヤンキースの田中まーくんやダルビッシュ有。メイウェザーの様な高所得者で無い限りは、浮気の慰謝料は120~150万円と覚えて置いて下さい。

 

 

またまた、私の悪い癖で掲題から随分外れましたので、ギュッと話を戻します。タイトルなんだったけ・・?あ、「東京の探偵費用がなぜこんなに高い」かでしたね。

 

 

そうそう、とにかく探偵は技術職であり重労働であるということと。相手(不倫カップル)の考えていることが全く分からないので、テキスト通りにはいかないのです。

 

 

結構安価で済ますには、各 夫や妻の「浮気をする確実な日」が100%分かっている。例えば、夫や妻のスマホのラインやショートメール。Eメールを見れている。もっといいますと、不倫旅行にネットで申し込んだ申し込み返信メールが残っていた。などの確実性が高いものであると、早ければ1日~2日で調査を終えることが出来ます。

 

 

それとは逆に「いつ浮気をするのか全く分からない」となると、ある程度の想像のもとランダムな日に調査に出なくてはいけないので、その分どうしても高額になります。

 

 

探偵の費用は基本。稼働時間あるいは日数で決まります。何度かここで書きましたが東京の探偵事務所は約800社前後あります。(届出済みのみ 警視庁データベース)

 

 

探偵は夫婦間や男女のことを扱うことが断然多い為、そこそこの需要が有ります。ましてや日本一 人口の密集しているここ東京に探偵事務所はが多くなるのも当然なお話でしょう。

 

 

大手事務所。パソコンやスマホで、探偵に関係する文言を入力すれば必ずと言っていいほど、上部に掲載されている横に『広告』と書かれている様な大手探偵事務所から、自然検索で上位に位置しているところ。ホームページも無い小さな探偵事務所まで、多種多様な探偵社が群雄割拠しているのが東京です。

 

 

大手事務所が高額な料金でお仕事を取って。ホームページすらない探偵事務所の調査員を下請けで雇う。つまりフリーの探偵も数知れず東京には存在します。

 

 

商売は下手でも腕のある探偵がフリーになって仕事をしていることが多く、そうして探偵業界は周っているのが実態です。腕が良いだけあってそのフリーの探偵もそこそこのギャラが必要となって来るのです。

 

 

結語

 

男女の恋愛のもつれ。夫婦間の浮気などと、探偵にとって需要のある街、東京。そこへフリーの探偵が集まる。そして、そのギャラを支払う為に必然的に東京の探偵の費用が高騰するわけです。

 

なんとか、掲題にもどせませたですかね。

探偵東京・浮気調査<足立区本社>の青木ちなつ探偵調査

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