結婚詐欺に引っかかり、その相手をすでに特定している場合、民事訴訟と刑事訴訟の2つがあります。
そのどちらかで結婚詐欺を犯した相手を訴えていくことになります。
どちらを選択するか、もしくは両方を選択するといった判断はその人が相手に何を求めるかによって大きく変わります。
例えば、損害賠償として慰謝料の請求やお金の返済をしたい場合は民事訴訟がおすすめであり、犯罪者として訴えたい場合は刑事訴訟を選択することがおすすめです。
多くの場合は、民事訴訟と刑事訴訟両方とも弁護士に依頼して行ってもらうようにすることが大半です。
そして、結婚詐欺で訴える場合に、証拠をどれだけ揃えられるかが重要です。
特に刑事訴訟においては公判を維持する必要があります。
検察としては公判を維持し、確実に有罪を勝ち取ることができるという自信がない限りは告発を受理するということはなく、仮に受理をしたとしても不起訴処分や起訴猶予処分などになってしまう場合があります。
どちらの訴訟であったとしても、できる限りの証拠を集め、処罰をし、お金を返済してもらうようにしていくことが大切です。
そのためにも、日々のことを日記などに起こして記録しておくことが良いのかもしれません。
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