信用できる探偵を探すコツ
信用できる探偵を探すコツ
こんにちは。
今回は信用できる探偵を探すコツを、現役探偵目線でご案内します。ただ、弊社も探偵会社を経営している身ですので、自社をエコ贔屓するすることもありますが、そこは何とか大人の目線でご容赦下さい。だって、弊社を選択する方はホントに運が良いとマジで思ってますもの。
しかし、出来る限り俯瞰で綴って行きたいと思います。
いきなりですが、先ず。弊社も所属する探偵の協会。 東京なら『一般社団法人 東京都調査業協会』に属しているところを、ひとつの目安にすることをお勧め致します。
『一般社団法人 東京都調査業協会』で弊社は城東支部の支部長であり、理事と情報分析委員長という役職を務めております。
この協会は東京都の探偵業者が加盟する団体の中で一番の会員数があり、昨今では少し所属会社も確かに減りましたが、昭和61年に結成され、東京に営業所を置く、探偵業者の集合体であります。昨今、それらしい名前のNPO団体や組合なども有りますが、全てはこの『一般社団法人 東京都調査業協会』がその手本となった一番の老舗団体であります。
それでは、なぜ『一般社団法人 東京都調査業協会』に加盟しているところから選別されるのが良いかと申しますと、この組織に、「今日から入れて下さい」といって、簡単に入会出来るものでは無いからです。
加盟するには『一般社団法人 東京都調査業協会』の会則に従った書類の提出があり、その審査が通れば理事会に諮られ、承認を受けなければ加盟出来ないのです。
私は毎月の定例理事会に出席していますので、その審査の中身を知っています。
まず、新規入会希望の方の書類を12人の会長はじめ3役の理事職が順番に書類をチェックします。そこで、少しでも分かり難いところがあると、その入会希望者の担当理事が説明をし、そこで質問者が納得すればOK。
なかには、納得できない曖昧な回答であればそれが明確になるまでは承認になりません。つまり、12人の全会一致でなければ入会出来ないのです。
これは理事（任期2年）の再選も同じで、全会一致が基本原則になります。当然、理事といえども人間の好き嫌いは有りますので、「この人間は嫌い」という理由で反対意見が出る場合も稀に有りますが、ただの個人的主観での好き嫌いが通るわけでは有りませんので、普通に客観的論理がそれを退けるのはあたり前ですが、理事を勤めるだけのキャリアを持った人達の集合体であり大人ですので、紛糾することは有りません。
逆にいうと、何も悪評の無い事業者に取っては入会は然程難しいことでは有りませんが、ただ『一般社団法人 東京都調査業協会』には、苦情や相談窓口の『消費者調査サポートセンター』が設置されているので、仮にそこに苦情が入ると理事が聴き取りをし、誰が聞いてもそれは苦情としての部類に入るとなれば、理事会から指導が入り中立に注意勧告をします。
それを、是正し指導要綱に従わなければ、理事会において退会の勧告処分を受けます。素直に認め是正することがあれば厳重注意で、1回は猶予が与えられますが、それが2度3度続けば、理事会に諮られ退会処分となるのです。
また、理事職にある事業所では、1度でも最もな苦情があった場合には次回の理事候補にはなれません。そういった、ごくごく当たりまえのことを、この協会では現実に実施しています。
過去にはこの問題で、退会させられた事業所も少なく有りません。また、この協会に居るとそういった縛りがあるので、好き放題出来ないといった理由で入らない、あるいは自主的に入会しようとしない方々も少なく無いと思います。
いずれにせよ。弊所はこの協会に入ってから足かけ20年になります。大きな組織ですから、入会されている人達も何かのメリットが無ければ毎月￥5,000の会費であっても支払う意味は有りませんし、口には出さないけれども『一般社団法人 東京都調査業協会』や『一般社団法人 日本調業協会』（東京都調査業協会の上部団体）に入っているところを選ぶのが良いと、消費者センターの方から云われて弊社を選択したという人は、直接伺ったものを含めるとそれなりの数がありメリットがあるからこそ20年も在籍している訳です。（インチキな口コミサイトで選ぶことよりもずっと賢明な選択であるのは確か）
後、弁護士さんや病院などもそうですが、探偵業界でも同じで、「あくどい商売をしている業者はバカにされるんです」
正攻法で、良い仕事。アフターケアが整い、また料金も適正価格であるとそれはたちまち同業他社達の感心を寄せますし、そういったことを分かっていれば、弊社も仕事が手一杯な場合には正確にそれをお伝えします。勿論、良い噂のあるところを依頼者さんから質問されれば、同業他社の噂だけで『あそこは悪いからやめておいた方が良い』とはさすがに云えませんので、苦笑い程度で済まします。
料金の高い安いは当然、歴然としていますが、いくら驚くほど高額でも結果さえ出してくれるなら、それはそれで満足するしかないのでしょうが。また、料金は各事業所が決める問題であって我々が口を出す領域では有りませんし。
ただ、高額な事業所に行かれた後に弊所を訪れる方が「今から青木ちなつ探偵調査に予約を入れてるので行ってきます」と告げると、ある某大手事業所は「青木ちなつはやめた方がいい！」と言うらしいとのこと。何故なら料金が概ね半額程度なので、その依頼者さんが弊所に決めてしまうと思うからでしょう。
依頼者さんって、聞けば簡単に教えてくれますので、そんなことを言ってるのを反面教師にして弊所は依頼者さんにはまともに同業他社さんの真実は言わない様に気を付けてます。だって、姑息な手段は使いたくないですし。
依頼者さんも結構、聡明な方が多いので色んな角度から相談員を見ているでしょうから、真正面からぶつかって行くことが結果、弊社を選んで頂く結果になると思って居ります。
ただ、弊社を選択されなかった方に対して気持ちの奥底ではこの方「判断ミスをしたなぁ」とは思いますけどね。