不貞行為、浮気、不倫の違い
浮気と不倫は同じような意味で使われることが多いのですが、その前提に大きな違いがあります。
浮気とは、結婚していてもいなくても、男女のうちどちらかが他の異性と交際をすると浮気とみなされますが、不倫の場合、必ず配偶者を持つ男女が、その配偶者以外と肉体関係を伴った交際をすると不倫とみなされます。
浮気には、肉体関係を伴わず心が動かされたのみの場合にも使われます。
不倫とは、もともと「道徳に反すること・人の道に反すること」という意味があり、安定した社会生活を乱す行為として位置付けられています。
夫婦は、お互いに努力し円満な家庭を築く義務を負っているので、当然、配偶者以外と不倫の関係を持つことは許されません。
この場合不貞行為といわれますが、不貞行為とは、男女間の性的交渉を伴う関係です。
配偶者と協力し円満な家庭を作らねばならないのに、それを裏切る行為なので婚姻の継続は難しいとみなされ離婚の理由になります。
しかし、法律的に性的交渉が無い場合は不貞行為とはみなされないので注意が必要です。
不貞行為を犯すと、取り返しのつかない精神的・社会的に取り返しのつかない事態が待っているので気を引き締めましょう。