妻の浮気をやめさせる方法

妻の浮気をやめさせる方法

こんにちは。

 

前回は『夫の浮気をやめさせる方法』を書き記しました。今回はタイトル通り『妻の浮気をやめさせる方法』を書きますが、『夫の浮気をやめさせる方法』の様にこの方法が全てでは有りません。

 

 

まず、本題に入る前に『妻の浮気』の底辺から綴って行きます。

 

 

妻の浮気と夫の浮気では同じ夫婦であっても違いがあります。これは、人間それぞれの考え方や理念・価値観が違うということも当然ではありますが、『浮気』『不倫』という裏切り行為。特に人の感情の中でもやっかいな嫉妬が付随します。長年一緒に暮らしていると、言葉では忘れてしまっていたとしても夫婦間には少なからず恋愛感情が存在します。

 

 

仮に夫婦のいずれかが、酒癖が悪く暴れる癖がある(今でいうところのDV)だとか。また、ギャンブル依存体質で借金まみれである等の問題は『怒り』や『不安』といった感情で支配されますが、『浮気』や『不倫』という行為は、怒りや不安の上に嫉妬が重なりますので、そのダメージは計りかねないものとなります。

 

 

妻に浮気をされた夫の場合は勿論、怒りの感情もありますが、その前に大きなショックに打ちひしがられる場合が多くみられる様です。夫に浮気された妻の場合にも同じショックはあるのですが、長年色んな相談を聞いていると妻に浮気をされた夫側の方がそのショックは大きい様に感じます。

 

 

当然、探偵であれども初めましての人間に自分のプライベートな醜聞を話すことへのプライドや恥ずかしさもあるでしょうが、全体的に見て女性よりも男性のほうに弱さを感じるのが正直な見解です。弱さという言葉が適切かどうか・・?言葉が見つかりませんので、このまま進めます。

 

 

これは、あくまで夫と妻。どちらが?ということであり、全てにおいて夫が弱いということでは無く、中には非常にショックが大きく面談時に涙される女性の方もいらっしゃいますので、全てでは有りません。

 

 

原因は、男性の傲慢さというものが心の奥底に根付いているからかも知れません。今時こんなことを書けばお叱りを受けるかも知れませんが、どこかで男尊女卑の思想の様なものに付随しているのかも知れません。

 

 

夫は豪快に女遊びをし、妻は慎ましくその理不尽さに耐えることが美徳であるという幻想が日本のカルチャーとして顕在意識にあるのでは無いでしょうか。そんな時代遅れな意識は早々にどこかへ捨てることを現代社会に生きる者として、忠告致します。だって『浮気』『不倫』は男の数だけ女性が存在して成立するものであります。

 

 

浮気はなにも自分の配偶者だけの問題ではなく、その相手。不貞行為という不法行為において共同正犯なのです。また、我々探偵が見てきた現場にあっては、不倫の約31%はお互いが既婚者のダブル不倫であるということも現実だからです。

 

 

前回の『夫の浮気をやめさせる方法』にも書きましたが、我々探偵に持ち込まれる浮気調査の依頼者さん達の目的は、夫の浮気と同様に妻の浮気に対しても、復縁希望が多いのも特徴のひとつです。ただ実際に復縁に至る統計では、妻の浮気の方が若干では有りますが、夫の浮気よりも下回っています。

 

 

これは、依頼に来られた時は「復縁希望」であっても、調査が終わり全てが明るみになった時の気持ちの変容が多く見られます。頭で想像しているものと実際に写真で見るものではそのリアリティーに大きな違いが有るのです。そして、ショックが上塗りされたあとに気持ちがついて行けず離婚となるケースが多く見られます。

 

 

実際に復縁しても、その傷は生涯消えるものでは無いことを感じ取るのかも知れないし、生理的に受け付けない場合もあるでしょう。また、浮気が揺るぎない事実となった時の妻の態度などにも大きく起因しています。

 

 

ただ、こういった『不貞行為』があって、妻が有責配偶者となっても離婚時の親権争いでは夫がそれを勝ち取ることはとても難しく、率直に申し上げますと、妻側が親権を譲る気がなければ夫側がその裁判で親権を獲得するのは不可能と言っても過言では有りません。

 

 

つまり、『母性本能』が最優先されるのです。母性本能と貞操観念の欠如とは全く異なる意識であると裁判所は判断します。素人が普通に常識とする見解では、「浮気をするような女が!」と考えるのは至極全うに見えるかも知れませんが、ここにも前述したように『女性は慎ましく・・』といった原理が人間の意識に刷り込まれていることが伺えます。(親権問題については別の機会で詳細に書きます)

 

 

実際のところ、近所の噂話でも「あそこのご主人が浮気・・」よりも「あそこの奥さんは不倫・・」という方がインパクトがあり、噂自体にも花が咲くことも事実として有ります。

 

 

なぜ、掲題の『妻の浮気をやめさせる方法』から長々と親権問題を書いたかというと、妻側にはあまり見られない、夫が子供に対する依存度には2種類のパターンが有ります。一部の愚かな虐待親を除いて自分の子が可愛くない親は居ません。大家族にあっては、その優劣をつける方もいますが、基本的に我が子は自身の分身ですので特別な人間なのです。

 

 

その子供を溺愛する父親と、依存性が薄い父親の二種類の人間が存在します。夫がこの前者だった場合、前述したように親権・監護権が取れないことを分かっている夫が子供達と別れたくない気持ちが大きく、妻との関係性は適度にこなして、子供達と一緒に居たいと離婚を回避して復縁されるといった方も大勢いらっしゃいます。

 

 

そんな父親だからと言って親権は子供が10歳を越えるとある程度、子供の意志(どちらと一緒に居たいか?)が重視される様になりますが、そんな父親と同じだけ子供に愛情を注いでいる母親の母性本能と同じく、子供達も母親に対する依存度が高いのも事実ですし、実際父親に親権・監護権を渡しても男性は仕事が有りますので、男性の母親・父親が子供を見るといっても、それは所詮 祖父と祖母であり親では有りません。そういった観点から男性の親権獲得は難しいという理屈なんです。

 

 

だから、ようやく掲題の『妻の浮気をやめさせる方法』としては『夫の浮気をやめさせる方法』とほぼ同じで、『不貞行為』の確たる証拠を探偵に依頼して浮気相手に慰謝料請求をして、キッチリと別れさせることを誓約させることが一番ベターな方策でしょう。(詳しくは『夫の浮気をやめさせる方法』の後半を読んで下さい)

 

つまり、夫婦間や家族会議では無く公的資格のある弁護士から慰謝料請求をしてもらい、「2度と連絡は勿論のこと、2人が会うことが発覚すれば今回の慰謝料とは別に500万円~1000万円の支払いを求める」といった内容で示談書に署名押印させることが現状では一番スマートで、抑止力を発揮させるでしょう。まぁ、二度目の500~1,000万円の請求は少々法外で、裁判所はこれを持って訴訟を起こしても認めることはほぼ無いでしょうが、書き添えるのは自由ですし、弁護士の書面ですので結構な抑止力になります。

 

 

前回も書きましたが、自分で交渉するよりも、こう言った案件においては弁護士費用もそんなに驚くほど高いものでは無いので全て弁護士に一任することが良いでしょう。なにせ、差出人が弁護士と本人では迫力が違います。

 

 

その際、弁護士にお知り合いの居ない場合は私どもが責任を持ってご紹介し、弁護士面談にもご同行させて頂きますので、ご安心下さいませ。

探偵東京・浮気調査<足立区本社>の青木ちなつ探偵調査へ

妻の浮気調査のページはこちら

 

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